2017年8月13日日曜日

第4夜〜最終話〜 輝きを放つため / In order to shine. 4 night〜Thelast night〜


絵画素材 墨汁・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


第4夜〜最終話〜 輝きを放つため


なんだろう、声なのか…?

『あなたは夜の使いになりました、星たちのために夜を創り続けてくださいね』


なんだかわからないけれど
楽しい


でも
いつものところにはきっと帰れないんだろな


でも
あいつらのことはココからたまに見れそうかな


でも
さみしくもなるかな



星たちは

イッセイに輝きはじめ

歓迎しているのか励ましてくれてるのか


そう
ボクは駆け巡る


空の黒は輝きを放つため



きっと

星たちのキレイな輝きを見せてあげられる










2017年8月7日月曜日

第3夜 輝きを放つため / In order to shine. 3 night

絵画素材 墨汁・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


第3夜 輝きを放つため


そのうち空は明るくなり

太陽が追っかけてきた

もっと駆けたい、この夜を黒いままにしておきたい

そう思った瞬間

シッポの先が黒く広がりはじめた

太陽が追っかけてくるが光はまだ弱い

弱い光ならこのシッポでかき消すことができる!


光をかき消しながら

夜を深くするために、必死で空を駆けまわった

星が次々と巡ってくる


くわえた光のカケラは、星に近づくと光が強くなり

目をつむって思わず飲み込んでしまった。。。


あれ?

どこからか声が聴こえてくる



ラストナイト 第4夜へツヅク…








2017年7月31日月曜日

輝きを放つため 第2夜 / In order to shine. 2 night


絵画素材 墨汁・画用紙 380×270

Painting material India ink, drawing paper 380×270





輝きを放つため 第2夜


それをくわえて見ると

輝きは増して、しばらくするとボヤッとした明るさになった


ナンだろうこれ

すこしさみしげに感じる


そういえば昔ジィーさんに聞いたことがあったっけな

たまに流れて落っこちてくる空からの落し物があるって

それを持っていれば空へ行けるとかどうとか


そんなことを思い出しているうちに

フワリと体が浮いてしまった。。。

手足を動かし、モガいてみたんだけれども

浮きながら前へ進んじゃう


面白くなってきて

黒い空をモガきながら駆けてみた


                 第3夜へつづく。。。






2017年7月23日日曜日

輝きを放つため 第1夜 / In order to shine. 1 night


絵画素材 墨汁・画用紙 380×270

Painting material India ink, drawing paper 380×270


輝きを放つため 第1夜


ある日カケラを見つけた

やけにキラキラとして それはとても魅力的だった…


いつもの塀の上

いつもゴミだめになっている路地

いつもキャーキャーと追いかけられる道

これがいつも歩いてるナワバリだ


歩いているだけでも 危ないことは毎日で

エサの取り合いに ナワバリ争い


そんなのとは別に 

仲間だけでなくライバルたちも あっけなく

ヤラレテしまう敵がいる

それは

ものすごく速い 大きな鉄のカタマリ

時には 細く速いヤツもいる


そして

ナキガラをただ、ただ黙って散っていくのを

見届けるしかできない…


でも

いなくなるコトが いつもワルい出来事でもないんだ

そんなカナシイことばかりでもなく

誰かに拾われることもあるわけで

たまにサミシクなるけれど


いつもの夜道を歩き

頭の中でぐるぐる そんなことが回っていたら

ふと目の前に すごくヒカルものが落ちている



第二夜にツヅク…










2017年7月13日木曜日

それでも咲いてる / Still trying to bloom.


絵画素材 墨汁・画用紙 380×540 

Painting material India ink, drawing paper 380 × 540



溶けていく

不安で不安でしかたないよ

ままならない

何も成せなくなる


地に伏せたとしてもそこにいる

何処へも

行けないのか  行かないのか

あるべき姿なのか

其れは

見る人が  云えばいい


誰からも愛されず

いいように  云いように  いわれてるだけ

それでもキミは凛として


くじけぬ心

咲いている

羨むべきか  恨まれる様か

だが

綺麗だ


やがて

何処からか聴こえてくる

きっと

ムカエにくる足音

そっと

拾い上げてくれる





 

2017年7月10日月曜日

荒梅雨よ、サヨナラ / Rainy season, Goodbye


絵画素材 墨汁・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper  380×270

荒梅雨よ、サヨナラ / Rainy season, Goodbye

また明日

なんて会えるに決まってるから 云えるんだ

何もなければ当然のことだけど

奇跡なんだ


走って 走って 水溜まり蹴飛ばして

なんでこうなるんだなんて

後悔も不愉快も苛立ちも

散った紫陽花みたいに 排水口に流れてく


たどり着いたのは

今で

たどり着けないのは

未来

だから焦る必要なんてなくて 悔しい思いなんて置いていけるんだ


びしょ濡れになったよ

気持ちイイくらい

ギラつく太陽思い出したら どっちがイイか迷うじゃない

温まる気持ち


教えてくれたから

バイバイもオハヨウも 単なる毎日

それが普通だなんて それが掛け替えのないものだなんて

いつのまにか

止んでいる


夜鳴く歌声は 大合唱

眠れないなんて それでも心地イイなんて

飽きちゃうんだけど キミがいないとね

サヨナラできないよ

チャポンって

飛び込むんだ







2017年7月3日月曜日

ホウシ降る夜に / Spores to spread in the forest.


絵画素材 墨汁・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540

ホウシ降る夜に / Spores to spread in the forest.

知らないあいだに

満天の星空

見上げたボクは口開いた


放り込まれたのは 欲望と切なさと空虚

どこまでもフワフワしてる

仕方ないこと なんて云いたくない


冒険にはユウワクが多いもんだ

目移りしてるのは前に進んでいるってことさ

だから負けない

逸らさない

見つめる先


空を切ることばかり 力なんて入らない

何処までいけば 見えるのか

拡散する奉仕ばかりでイヤになる 
おいしいとこだけ持ってくなんて

ズルいや



見えないものに まとわりつかれてく

振り払って 何度でも

いいじゃない


食べてあげるよ 生えてきたら美味しくね

赤いのは刺激的

今は遠慮しておくよ


見上げればソラ

光ってる