2018年6月18日月曜日

最後に残したの / Finally left.〜sushi〜

絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540



玉子は甘くて苦手だな

明日じゃダメかな どうしても今考えられない

仰々しい

そんな態度じゃ答えられない


すぐ食べたほうが美味しいのはわかってる

でも

そこまで

オトナじゃないんだろうな

きっと


つまらないこと

なんでもないこと

日常にキミ

美味しかったんだね ナマモノは新鮮なうちに

笑顔がステキ


恋していたのは

容器じゃなくて ムラサキだった

そんなことは

いまだから云える


そんなことだから云えない

あの頃とは違うから

愛しているって

ごはんつぶ

取って


甘いんだね

噛みしめるって

そういう事なんだね


こぼしてしまったけれど

もう一度いうから

聴いて


一緒に食べよう








2018年6月11日月曜日

群青色のよる / Ultramarine Night

絵画素材 墨・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


ひとつでも

ひとかけらでも

ひろがる世界を


みてみたい


そこは

そんな複雑でなく

それだけということもなく


ただ単に在る


よろこびや カナシミは

少しずつで


あんなに楽しんだのに

あんなにしんどくなったのに

あんなに涙があふれたのに


すぐ

忘れるのがワタシ


暗闇がつつむ

静寂

ヒカリに吸い寄せられる

小さな羽ばたきを


眺めてる


遠いキヲク

追いかけはしないけれど


後悔と

アレで良かったんだという

時の流れが教えてくれる


今はもう

薄明るい群青が

待っている











2018年6月4日月曜日

らせんの華  / Spiral flower


絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540

らせんの華  / Spiral flower

ザッと


降り出した雨は

いつのまにか止んでいた

通りの向こうでは 小走りで駆けていく

笑顔の人がいた


気軽にあいさつを交わすような

微笑みを

気持ち良く繰り返す


そんな事が

日常であるように 願うように

陽がさす舗道

水溜りを波たてながら 少し蒸し暑さを感じながら


舞う

飛ばされた雲が  空に引っかいた

花びらが

クルクルと ヒラヒラと


何処へいくのか

わからないまま

ワガママな風


さびしいんだねって のっかった

高く高く

大丈夫

あとは

らせんに降りてくから


さびしくなんてないんだよ

いつでも

きてよ

そばに


舞うのは

咲顔の華




2018年5月28日月曜日

一輪の花たち / One flower and a butterfly

絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper 380×270


佇んでいるキミは

まるでソラに何かを問いかけて

そろそろ雨なんてどう?って


うけた風を

何も考えていないような

流すような云い方で 放つのさ


鬱陶しく

纏わりつくけれど

羽ばたいた風 心地よく感じる


そこに居ること ここに居ること

でも出来ないこと

それぞれの理由


わかってよ


それでもわかってよ

夢みてたワケじゃないから 憧れてるだけじゃないから

ヒカリを見つめてる


これから何処へ

見送ることしか出来ないけれど

アナタに話した毎日を 思い出しながら

そのうち

飛んでいくよ




2018年5月21日月曜日

フライング骸  / Flying skeleton

絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper 380×270


醒めない夢は

どうでしょう?

シアワセですか? 云いきれますか? そうでしょうか?


あきらめた

その瞬間にわかるのでしょう

風が吹いて

空が哭いて

あふれ出るのは 憂いなのか


ダメならばもう 訪いません

そばにいてくれた日々を 忘れないだけでシアワセを

輪廻してまた会いましょう


そんなもの

あるかどうかなんて 問題じゃないってこと

響が 耳触りが 心地良く

頭に

置かれていた


誰もいない地中を 誰も見上げない夜空を

誰もいない真昼の暑さを

憶い出す


淋しくなんて ならないなと 強がりなんてツマラナイ

自由に行き来できるのは

もう

ココにいないから


芽吹いたそれはきっと

ツギの

ボク








2018年5月14日月曜日

ハモン、ハモン、ハモン / Ripple,rain,ripples

絵画素材 墨・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


心地よい雨も 鬱陶しい雨も 気にならない雨も

ボクにかまわず

降りそそぐ


ウケけるしかないから

お腹かかえて

笑ってみた


声がかき消されるくらいの

雨音に

負けないように 叫んで 泣いて

スッキリ


て訳にはいかないよ

そんな単純なことなんて ない事もわかってる

ずぶ濡れになった服脱ぎ捨てて

熱いシャワー浴びてみな


したたり落ちる雫を

見送って

カラカラのシャツ着ていくんだ


はねた

しぶきは

気にならない


また濡れたら脱ぎ捨てて またシャワー浴びるんだ

ドシャブリの雨も

小雨の迷い傘も

蒸した雨のにおいも


たまには窓から眺めていれば

雨つぶうちつける波紋

踊るあのコに 会えるかな


その時

ボクもはねてみる







2018年5月7日月曜日

哀しみよサヨナラ / Sorrow, Good bye

絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


厭味のひとつくらい

云えたら

ラクだったと思う


暗闇の中へ 出て行くアナタを 見送るのは

なんだか放り出したみたいじゃない

悪モンじゃない

まるで


抜け殻のよう

泪流したあの日 少し懐かしく想える

それは

まるで


怠惰から

芽吹いた時のような 後悔と自責

でも


それは今

真逆のような 感覚で

それはつまり


新しい

咲かせる花が楽しみになるような

立ち上がり


残った煙が 邪魔だけれど

そのうち消えると

信じてる


大きな空には 陽のヒカリ

落ちた雫は

きっと糧になる


感じる胎動は

きっとミライを 魅せてくれる

憶えてるから


哀しみよ

サヨナラ