このブログを検索

2021年8月16日月曜日

title: 節穴と僻目 / A man who cannot be used and a woman who is prejudiced.

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270




















title:節穴と僻目






見過ごしたことが

あとの
予測できない出来事に

つながるなんて
ドラマじゃないんだから

ありえない


そう思ってた

でも違ったんだ

見てるのに入って来てない

イヤなことはサけて
キコエナイ
フリカエラナイ

やり過ごす
毎日


知らんふりは最大の防御なんて
生きる術だと
高を括った

午後

鳴らないアラームをいいことに

逃げ出す夜への
準備

お菓子買いこんで
酒も抱えて

浴びよう

そんなことが長々と許されるんなら
しょうがない

んなことあるわけないから

起き抜けに飛び込んだニュース
なったアラート
誰にも

相手されなくなった
晩年


そんなの
ありえるから

そう毎日が
存在証明できる証人だらけの
日常を
大切に

小さなことが
できるなら

その眼に
力を入れて
少し
我慢して

観察すれば
色々見えてくる世界が

あなたには
あるでしょう

世界は広くて狭いんだ


その人も
あの人も

異なる道だから

あなたが
大切だから

一度でなく何度でも


声を届けてみせる