このブログを検索

2018年6月4日月曜日

らせんの華  / Spiral flower


絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540

らせんの華  / Spiral flower

ザッと


降り出した雨は

いつのまにか止んでいた

通りの向こうでは 小走りで駆けていく

笑顔の人がいた


気軽にあいさつを交わすような

微笑みを

気持ち良く繰り返す


そんな事が

日常であるように 願うように

陽がさす舗道

水溜りを波たてながら 少し蒸し暑さを感じながら


舞う

飛ばされた雲が  空に引っかいた

花びらが

クルクルと ヒラヒラと


何処へいくのか

わからないまま

ワガママな風


さびしいんだねって のっかった

高く高く

大丈夫

あとは

らせんに降りてくから


さびしくなんてないんだよ

いつでも

きてよ

そばに


舞うのは

咲顔の華




2018年5月28日月曜日

一輪の花たち / One flower and a butterfly

絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper 380×270


佇んでいるキミは

まるでソラに何かを問いかけて

そろそろ雨なんてどう?って


うけた風を

何も考えていないような

流すような云い方で 放つのさ


鬱陶しく

纏わりつくけれど

羽ばたいた風 心地よく感じる


そこに居ること ここに居ること

でも出来ないこと

それぞれの理由


わかってよ


それでもわかってよ

夢みてたワケじゃないから 憧れてるだけじゃないから

ヒカリを見つめてる


これから何処へ

見送ることしか出来ないけれど

アナタに話した毎日を 思い出しながら

そのうち

飛んでいくよ




2018年5月21日月曜日

フライング骸  / Flying skeleton

絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper 380×270


醒めない夢は

どうでしょう?

シアワセですか? 云いきれますか? そうでしょうか?


あきらめた

その瞬間にわかるのでしょう

風が吹いて

空が哭いて

あふれ出るのは 憂いなのか


ダメならばもう 訪いません

そばにいてくれた日々を 忘れないだけでシアワセを

輪廻してまた会いましょう


そんなもの

あるかどうかなんて 問題じゃないってこと

響が 耳触りが 心地良く

頭に

置かれていた


誰もいない地中を 誰も見上げない夜空を

誰もいない真昼の暑さを

憶い出す


淋しくなんて ならないなと 強がりなんてツマラナイ

自由に行き来できるのは

もう

ココにいないから


芽吹いたそれはきっと

ツギの

ボク








2018年5月14日月曜日

ハモン、ハモン、ハモン / Ripple,rain,ripples

絵画素材 墨・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


心地よい雨も 鬱陶しい雨も 気にならない雨も

ボクにかまわず

降りそそぐ


ウケけるしかないから

お腹かかえて

笑ってみた


声がかき消されるくらいの

雨音に

負けないように 叫んで 泣いて

スッキリ


て訳にはいかないよ

そんな単純なことなんて ない事もわかってる

ずぶ濡れになった服脱ぎ捨てて

熱いシャワー浴びてみな


したたり落ちる雫を

見送って

カラカラのシャツ着ていくんだ


はねた

しぶきは

気にならない


また濡れたら脱ぎ捨てて またシャワー浴びるんだ

ドシャブリの雨も

小雨の迷い傘も

蒸した雨のにおいも


たまには窓から眺めていれば

雨つぶうちつける波紋

踊るあのコに 会えるかな


その時

ボクもはねてみる







2018年5月7日月曜日

哀しみよサヨナラ / Sorrow, Good bye

絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


厭味のひとつくらい

云えたら

ラクだったと思う


暗闇の中へ 出て行くアナタを 見送るのは

なんだか放り出したみたいじゃない

悪モンじゃない

まるで


抜け殻のよう

泪流したあの日 少し懐かしく想える

それは

まるで


怠惰から

芽吹いた時のような 後悔と自責

でも


それは今

真逆のような 感覚で

それはつまり


新しい

咲かせる花が楽しみになるような

立ち上がり


残った煙が 邪魔だけれど

そのうち消えると

信じてる


大きな空には 陽のヒカリ

落ちた雫は

きっと糧になる


感じる胎動は

きっとミライを 魅せてくれる

憶えてるから


哀しみよ

サヨナラ












2018年4月30日月曜日

惑星ランデヴー / Planet Rendezvous

絵画素材 墨・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


わかりあって 離れてたんだと

勝手に思ってた

誰にも云えない 今だから 


淋しさも 憎しみも

すぐに絡み合って わからなくなるんだ


ソラに浮かぶのは

いつでも輝く星じゃなく

どうしようもなくなった クズな気持ちが

散在する


ソラでかき集め 固めて ポイっと捨ててしまいたい

闇が広がれば よく眠れるだろう

でも知らないうちに

輝くもんだよと また始まるもんだなと

ひとつひとつ


そら勝手にくっ付いた

また会えたんだ でも素直になれないから

ほどけない


長い時間が流れても

同じものは同じで アナタがそうならないと

そうにはならないから


でもきっと廻ってる

そのうち何にも 変わったように見えないけれど

気付いたら


小さなホコリ 輝いてる

塵になるのも

星になるのも


自分次第だから

その時

逢えるよ






2018年4月22日日曜日

向こう側 / Other side

絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


辿り着いたのは


旅の途中

知らないのはボクだけだった


何もないところを

トボトボずっと歩いていた

暗がりを選んでたワケではなく 知らず知らず暗がりを選んでた


それは

もういいんだなんて しょうがないなんて

空見たとき

晴れわたってた


もう

いいかな

なんてあきらめたって

しょうがない

雲は流れてくるのか 発生してるのか


問題じゃないのは明確だ

此処は

天国でも地獄でもない

今じゃどちらでもない どうでもいいワケない


だから来たんだ

此処まで

必死で気が付かなかった


楽しむよ その先を

未来を

越えてゆくから