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2021年10月25日月曜日

title:うなる標識 / Howling sign.

絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270
























たいとる:うなるサイン





どこにもいない

誰もいない

記憶はない


何処からだろう

どうしてだろう

過信が生んだ午後の悲劇

誰のため

何のため

自分のため

分かってるのなら

がんばろうか

それでも出来ないのは

怠けているの

それとも心が病んでるの


それなら
しょうがないなんて

ボクは云わないから
云わせないからキミに

こぼれた水は

ひろがるばかりで

どうしようもない

取り返しのつかない

コトなんだ


受け取るモノさえ

壊れていたら

もう

エンド

肝に銘じて

動きなよ


誰も見ちゃいない

誰も気にしちゃいない

誰も云わない

だから何?


キミはキミで

ボクはボクでしかない

日常だから

大切なんだ

まだ

見ていない風景を

まだ知り得ない現実を

この宇宙に

存在してるから


ほら

オモシロイ


























2021年10月18日月曜日

title:ダンゴムシ 〜 アイの行方 〜 / Roly-poly

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270































たいとる:だんごむし




朝目が覚めたら

横にどでかいダンゴムシ

驚いてテーブルに頭ぶつけたよ


なんだかダンゴムシ

面白そうなダンゴムシ

被れそうな感じだから


なってみようかダンゴムシ


モゾモゾ

動いてみたよ

まだまだギコチナイ

誰にもみられてない

少し動きを練習するか


前には問題なく進める様になったけれど

丸まることが

難しいダンゴムシ

綺麗に丸まってる

羨ましい

邪魔してるのは

見掛け倒しの服装か

はたまたどうでもいい小っぽけな

しょーもないプライドか


引っ掛かってたベルト

だったら脱いでしまおうか

奥まで入れそう

これで上手く進めるし

これで上手く丸まれるし


あとは

どうしようかな

せっかくだから

会いにいこうか

今なら勢いもある

ビックリするだろうな


綺麗に丸まった

背中を見て

触覚も手足も

出さないで

転がれる

でも

投げないで

蹴飛ばさないで

潰さないで


キミの手のひらで

転がして




















2021年10月11日月曜日

title:Wakin fish lady / 和金の泪

 絵画素材 墨・画用紙 380×270

Painting material India ink, drawing paper 380×270



















































たいとる:和金の泪






かなしくて泣くのは

しょうがない

流した泪は

かえらない


からだを揺らして

前に進む

揺さぶられる心を

誤魔化すように

誰にも悟られないよう息巻いて

踏み出してく


可愛さやカッコよさを

求めるのって

簡単だ

センスがいるとか云うけれど

単純に

いいものマネすりゃいいだけでしょ

似合ってるからって

しゃしゃり出たら

痛い目には遭うのだろうけれど

ひっそりスマートに

こらえて

ほくそ笑んでるのが

性に合う


できないから

だから

いい

なんでも出来ないところが

謎解きだ

なら

どうする

泣いて過ごすの?

見過ごすの?

それとも

やってやるの?

なら

考えればいい

出来なくても

方法はあるのだから


自分をとめて

流れ出たのは

安堵と

嬉しさと

喜びを

分かちあえる

あなたの

笑顔に


会えたから



































2021年10月4日月曜日

title:届きそうなモノ / Things that are likely to arrive.

絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜
Painting material India ink, drawing paper 380×270㎜

















































たいとる:届きそうなモノ









何者でもない

何も出てこない

目的がない

いつから


わからない

何を
何も
何が

したい

昨日は
倒れてた

一昨日も
倒れてた

今日は
少し多く息してる


逃げられない毎日

生きていくなら
面白い方がいいじゃない

明日も生きてるのなら
美味しいもの食べようじゃない

明後日も歩けるなら
探しに行きたい

何を

わからない

それは

きっと特別な何か
じゃなくて

振り返りもしない

コンクリートから生えた草
くらいに

気にしない

そんなものが
存在することが

その世界の
理なんだ


大袈裟だけど

やさしくしてほしい

少しでも
いいから

言い放たないで
譲らないけれど

アホって云うだけにして

それでしかないから

何もできないから

したいのだけど

やっぱり
頑張って見るのだけど

背中が攣って


拒否してる


やりたくないわけではなくて
タイミングが悪いだけで

動けないところから
動いていこうとしてるから

先ずは

見えてる

そいつを

掴んでみるから

そこで
見てくれたら嬉しいな



















2021年9月27日月曜日

title:未来のカオ / Future face

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270

























たいとる:未来のカオ




どうにでもなると
どうにでもなれと
どうにかなりそうな

火曜日の午後

探した金曜日は

まだまだで

望んだ日曜日は

呪った
寝っぱなしの土曜日が

口を開けている


結局どこにもいかない
自分は
ダメ人間だろうか

予測できない
出来事に

対処できない
毎回の

棒立ちに呆れられた
周りも期待してない

態度

やっぱりかというより
そうだろと
確認していくのが

いつもだから

背負ったことのない
未来は

とてつもない
茨の道

でも
こんな

ボクでも何か変われたら

進めるのかな


くだらなB級ミライ映画みたいに

顔が自由に変えられたら
なんて

伏し目がちの未来より

大袈裟だけど
血だらけになって転がって立ち上れなく
なっても

夜がきても

輝く

月と星を探せばいい

太陽はまだ眩しいから

ちょうどイイかもね


何も無いところから
歩いてんだ

何も揃ってない
未来だから

未だに
迷ってんだ

来ることは
知っている


覚悟はそろそろだ



















2021年9月20日月曜日

title:じゃりがに / crayfish

絵画素材 カラー水性ペン 0.5,0.3,0.1・ハガキ紙 100×148

Painting material Color water-based pen 0.5,0.3,0.1, postcard paper 100 x 148



























たいとる:じゃりがに





本当はもっと

歯向かえるものだと思ってた

現実はこんなもので

後に残ったのは

虚しさ
空虚さ
空っぽの

あたま


どこからが現実になったのか

フと

キズく

苔が生えはじめたあの頃だと

いや
見えなかった
これまでで


見えはじめた頃には

迫り来る

時と
ストレスと
してきた事全て


煩わしいから

望んだ
成長なんだけれど

急に流れてきた冷水は
筋肉を強張らせ

在らぬ方向に
踏み出した

一歩


眼の前の

イイ匂いするやたら
食べたくなる

物体

勿体ないけれど
惑わされずに

何度も

かわしてきた未来

それが必ずシアワセな結果だとは思えない

掴まないことが

今の未来を繋いでいるだろ?


そう
if
なんてないから


誰に何を
云われようとも思われようとも
口の端で笑われようとも

光を信じて

睨んでる


















2021年9月14日火曜日

title:重なり落ちた夏 / In late summer

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ /  Painting material India ink, drawing paper 380×270




























タイトル:重なり落ちた夏





泪堕ちたのは

見上げた
雨露

何気に拭っても

拭いきれないほどあふれる夏だった


去っていく彼女は強く
置いていかれっぱなしの間抜けヅラのボクら

激しさを増す
夕立と重ねた

彼女の背中

泪なんか流さないのだろうと

拗ねるばかりの
幼稚な自分は

何を残したのだろう


空虚に囚われ

悪意に奪われ

混沌とした闇の中

蒸し暑い夜は終わってた

それに気づいた時には

もう
とっくに

このままだと
そのマンマなんだよと

わかっていたハズ
無視していたハズ

でも

振り返らなかった彼女は
辛かったんだ
弱かったんだ

それが
分からなかったんだ


追いかけることも出来た
馬鹿者だったのに

その時なら

泣顔見て

気付けたのに


もう夏が終わったんだって



今更だけど

遅くはないだろ
まだ

追いつける