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2021年9月14日火曜日

title:重なり落ちた夏 / In late summer

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ /  Painting material India ink, drawing paper 380×270




























タイトル:重なり落ちた夏





泪堕ちたのは

見上げた
雨露

何気に拭っても

拭いきれないほどあふれる夏だった


去っていく彼女は強く
置いていかれっぱなしの間抜けヅラのボクら

激しさを増す
夕立と重ねた

彼女の背中

泪なんか流さないのだろうと

拗ねるばかりの
幼稚な自分は

何を残したのだろう


空虚に囚われ

悪意に奪われ

混沌とした闇の中

蒸し暑い夜は終わってた

それに気づいた時には

もう
とっくに

このままだと
そのマンマなんだよと

わかっていたハズ
無視していたハズ

でも

振り返らなかった彼女は
辛かったんだ
弱かったんだ

それが
分からなかったんだ


追いかけることも出来た
馬鹿者だったのに

その時なら

泣顔見て

気付けたのに


もう夏が終わったんだって



今更だけど

遅くはないだろ
まだ

追いつける






















2021年7月12日月曜日

サカナナカノジョ / In the water with the fish and her.

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270



















ウタ:サカナナカノジョ



なにか
どこかで

はじける
音が聞こえてきた

かえらない今日と

戻らない毎日を

必死で過ごしてきたんだ
でも

何も無いことに
なんだかすごく淋しくて

少し遠くまで泳いでみたんだ


光あふれる地上では

大人数で早歩き
足音ばかりが重低音

刻まれるリズムは

頭が割れる

疲れる毎日がワタシを奪っていく

深く沈んだ真上には
微かなヒカリ

たしか明るい場所で
おしゃべりしたかったな

おいしいご飯とアナタと

頭をよぎった瞬間に

今ある目の前のことに
背中向けた


時間が無いことにやっと
気がつけて

硬くなった身体
うまく泳げなくて

使えなかった頭を
今更だけど
フル稼働

泡が弾ける音がリズムよく
あがってく

キラキラと揺らぐ

水面に

帰っていくよ














2018年11月26日月曜日

彼女のため息 / Her sigh

絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper  380×270


やがて止む雨は
ボクの気持ちだと思いたい

だれかれかまわず
殴りたい

そんな
変なことばかり浮かんでは消える


あなたは
何処でどうやって
そこに居れるの

何だか淋しくて
ヤケに聴いてしまう

エンドレス


ぐるぐる廻るのは
メリーゴーランド

始めなくちゃいけないんだけど
なかなか
乗れない

どうせ
元の位置に戻ってくる


バカらしく
感じるのは

ボクが
バカらしい


困ったな
解決策なんてすぐに
見つからないや


気長に待ってる彼女が
いつか
去って行かないか
なんて
怖がって
ばかり


踠いて


このままなんてイヤなんだ
素直な気持ちで

悔しいんだ

遠心力で
飛んで
行くくらい

廻そうかな

信じられないくらいの
ハイスピードで


きっと
遠くにいけるよね


大事なのは
その後で

そこから
何か
何を
何でも

するよ
せめて自分が思うちゃんと
くらい


キミのため息にゆられて
廻ってしまわないように

しっかりと


もう少し
待って

今更だけど








2018年11月12日月曜日

唄う彼女と響く深海 / Woman singing And Deep sea echoing ~Σειρήν, Seirēn~

絵画素材 墨・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


なぜ

唄いたいのかなんて
ワカラナイのです

損するからやめときなって
バカみるだけで

そうかもしれないな
なんて
思ってるからダメでしょうか


別に疑うワケじゃないけれど
それって
アナタのモノですよね

その価値は
ワカラナイ

ごめんなさい

理解はしてるつもりだけれど

必要無いんです


時折降る雨は
冷たくて

かじかんだ手は
いつまでも…


そしたら
待っているだけではダメなんです

プライドなんて
無い人間には無駄なんです
ほら

同じ様にしか見えないのですから
それを持たせるか
それを捨てるのか

バカにしてるのかなんて云われても
星が輝いている理由さえ
知りません


いつもの

ワイシャツとジャケットが
似合わないのは
ココロから
思ってる


震える手は
温めて
どんな手段でも


深海でうまく泳ぐのには
必要だから

まだまだ
唄いたい


もしかしたらその内
プライドを手にする時があるかもしれません

その時は
コナゴナに
上手くしてくださいね

先の話ですが
くだらないので


もし
キラキラしてたら
砂時計に
でも
してください


唄い続ける

ので