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2021年3月22日月曜日

title:ハルを起こす / Growing spring.

 絵画素材 墨・画用紙 380×270㎜ / Painting material India ink, drawing paper 380×270






















忘れてなかった

昨年

誰も気付いていなくても

そこにあった事実と毎日が
繰り返された
痕跡は

たぶん
此処までこれた

記し


起こされた朝は
機嫌悪く

もう少し
いや
もっと寝たいのにと悪態ついた

自分のコトなのに
仕方なく
歯を磨いて
顔洗って

寝ぼけ眼で

歩き出した
あの道は

今は少し
濡れていて

寒く感じるんだ


今はもう通らない

自分の意見も
他人の無言も
ばら撒かれた

欲まみれの

醜い
着飾った
鼻筋だけ通した

氷の世界

眠ったら負けだと

踠き苦しみながら

這って
立ち上がって

満身創痍で

迎えに行くよ


寝不足だけど

あなたが来ると
眠くなるから

気をつけるよ

嬉しいんだけど

包んでくれる
温かい
纏が

心地いい

今は

少し瞳を閉じて

話をさせて


自身の意志で

浴びる
罵倒も
朝陽も
未来へ

問いかける前に

おはよう
















2020年8月31日月曜日

最後の夏 〜 蟬 〜 / Last summer 〜Mani will continue next year.〜

絵画素材 墨・キャンバス 0 180×140
Painting material India ink, canvas F 180×140














忘れていった

イイよ
もう

苦しいのは




息の吸い方

わからなくて

泪こぼした

静かにしてくれないか
もう

終わるんだから

サヨナラは
まだだけど


どうにもならないこと

わかってる

残した
オイルまみれの

ペペロンチーノはしつこくて

唇ふいても
ある

感覚を消そうと
飲み干したジンジャーエール

しみた

最近は弱すぎて

思い出すのは
寂しいばかり


どうぞどうぞ
放ってください

泣いたとて
振り向かないでください

囚われた
罪は

償いますから

もう時間がありません

到底
追いつかないとわかっていますが

自由なんて入りませんから

何も求めません


最後にわかったのは

煌めいたのが
自分の

翼だったなんて


嬉しいじゃありませんか

しがみついていた
アナタも
許してくれるかな


これから
バラバラになるだろうけれど

此処にいたこと
そう

何となく
憶えていて

何かの拍子に

夏のあの日みたいに

届いたら
耳を傾けて


その時は
未来の夏を


生きている













2019年5月27日月曜日

ホシを探しに〜テントウムシ〜 / In Search Of a Star 〜 Ladybug 〜

絵画素材 墨・顔彩・画用紙 380×540㎜ 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540㎜





かがやいてるのは星

それはずっと
昔から

何もないボクらに
届けてくれた
ヒカリ


どんな時でも
どんな場所でも
どんな気持ちでも

はじける

ジンジャーエールはすごく辛いな



泳ぐ気持ちとそよぐ風
誰にも止められないからココにいる


叫ばないと聴こえない
囁くだけで漏れていく

ひと言が大事なんだ


特に必要はない
なんでもない

このソラに

声はボクらに

きらめく先にある
なくした
モノ


スルリどこかへ落とした
彩り

探す斑点

ひとつひとつがジブンなんだ

驚かないで騒がないで
ヒカリに紛れた
ソレを

見逃すな


何度でも
トレ

2017年9月4日月曜日

夏の終わり、透けて見えたソラ / The end of the summer, sheer sky seemed.



絵画素材 墨・画用紙 380×270
Painting material India ink, drawing paper  380×270

夏の終わり、透けて見えたソラ / The end of the summer, sheer sky seemed.


羽が落ちた

ソラ高く 雲はない

振り返る いい汗だなんて いい光だなんて いい出会いだなんて

もう歳なんだなんて


邪魔しないで ヒトリにさせて 誰からも疎まれることなく


イキタイなんて 思ってない

精一杯叫んでる


誰にも邪魔させない

そんなの当たり前で 当たり前じゃない この世の中で

誰もいない場所では 生きて行けない


わかってるよそんなの

誰も弔いなんて しないことくらい

砕け散るだろうな きっと


流すために叫んでないよ

燃え尽きるだけだから 声が出なくなるだけだから

当然のことだから


また会おう

なんてわからない 次のカタチ

希望とキヲクと欲望は 憶えておきたいもんだね


キミを見つけられるように



 

2016年4月25日月曜日

タユタフ羽 / Feather floating


絵画素材 墨汁・画用紙 380×540
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540

タユタフ羽 / Feather floating
まだ冷たい風が頬を撫でる

キミの顔は赤く

ほほ笑む


見上げた空

頭の上に広がる 柔らかなオモイ

押し返すほどの 余力なんてない 



ましてや

何になるんだろう 諍うなんて意味があるのだろうか


厚くやさしいそれに のみ込まれるなら

いいかな なんて…


冷たくなった手をそっと

ツナいでくれたキミの手は もっと冷たく

いっそう赤い 頬になる


フれる

たゆたうものは それでもすぐに消えゆく

フタリでいると あたたかいんだ


手を受けるキミの中には

フワリとフれる



やさしくそこに あればいいのに