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2020年8月31日月曜日

最後の夏 〜 蟬 〜 / Last summer 〜Mani will continue next year.〜

絵画素材 墨・キャンバス 0号 180×140㎜
Painting material India ink, canvas F 180×140㎜














忘れていった

イイよ
もう

苦しいのは

残
暑

息の吸い方

わからなくて

泪こぼした

静かにしてくれないか
もう

終わるんだから

サヨナラは
まだだけど


どうにもならないこと

わかってる

残した
オイルまみれの

ペペロンチーノはしつこくて

唇ふいても
ある

感覚を消そうと
飲み干したジンジャーエール

しみた

最近は弱すぎて

思い出すのは
寂しいばかり


どうぞどうぞ
放ってください

泣いたとて
振り向かないでください

囚われた
罪は

償いますから

もう時間がありません

到底
追いつかないとわかっていますが

自由なんて入りませんから

何も求めません


最後にわかったのは

煌めいたのが
自分の

翼だったなんて


嬉しいじゃありませんか

しがみついていた
アナタも
許してくれるかな


これから
バラバラになるだろうけれど

此処にいたこと
そう

何となく
憶えていて

何かの拍子に

夏のあの日みたいに

届いたら
耳を傾けて


その時は
未来の夏を


生きている













2018年1月15日月曜日

チルノは越えるために / Leaves became nutrients,To cross winter.

絵画素材 墨・画用紙 380×540 
Painting material India ink, drawing paper 380 × 540


冷たくなった手

どれだけ待たせてしまったの 何処までも連なっている

濃い雲はゆらりと山の辺に

白い帯を垂らしてる


負けないこの世界が

ツラくなったのは物心ついた頃 泣きじゃくっても届かない

こもる声

それでも


この世界で響かせられるように 繰り返してきた

特別はない

焦りもない

長いこと


待っている

ヒラヒラと何度も何度も 重なってガサガサと

風に遊ばれたりする

けれど


温かみを感じながら

こらえてる

時を待つ

その頃にすぐ動けるように 笑えるように


手に温もりをわけられるように

じっと

そこでたたずんでいる