第三夜
「ドゴッ!」
何とか止まり立てかけられた。
「ありがとう!」
「じゃ俺様は用があるんでな~」
あっという間に南の空に消えてった。見送った後、よじ登り飴の一番上まで来たが、
塀の上まではまだまだダ...
しばらく座り込んで考えていると、塀の中からすごいスピードで何かが飛び出してきた。
「ヒッヒッヒッ、おや貴様は何してるんだぃそんなところで?」
「この中に入ろうと思って、ラウに協力してもらってココに...」
「ラウ...?」
「コウモリみたいなケ・・・」
「何!そいつは大笑いしてたんじゃないかい?」
「もう飛んでったよ」
「何処にだい?」
「そんなことより、ボクは中に入りたいんだけど」
「はぁ?そんな格好で入ろうっていうのかい?」
「格好?それよりもう少しなんだ、そこに届きそうなんだ」
「何かない?」
「お前ねぇ...はぁ...仕方ない、ほぅ~らよっ、」
「スゴイ!ありがとう!!」
ツヅキマシタしまたつづく
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